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本記事の作成をした背景
まず最初に、私にたいそうなキャリアがあるわけではありません。
というのも、転職経験はなく今の会社に勤めて7年になる普通の会社員です。
ただし、勤めている会社は某ゲーム情報メディアを運営をしていて東証一部上場企業です。
私はアルバイト採用から社員昇格を経て一部上場という経験をしました。
本記事はこの会社に入るための方法ではなく
- アルバイトから社員登用してもらうためにどのようなことを考えて実践したか
- 将来的に一部上場しそうな会社をどのように見つけるか
を紹介している記事です。
社名は書きませんが有名女優さんを起用した全国放送CMを展開するゲーム情報メディアとだけ言います。
(会社のネームバリューを使わないのは記事の目的が会社の紹介ではないからです。)
今回は、私の経験からアルバイトから正社員になる方法:マインド編という内容で紹介していきたいと思います。
この記事がおすすめな人
- 就活中でどんな人材を会社は求めているのか知りたい人
- 現在フリーターだが社員登用を目指している人
- いつか東証一部上場企業に勤めたい人
社員登用したい人材とは?
私がアルバイト採用で今の会社に入って、社員昇格をした経験から
どのような人材が社員として欲しいと思って貰えるか
を紹介しています。あくまでも経験談で、webサービス系企業なので一般的な説とは異なるかもしれませんが参考までにどうぞ!
社員登用したい人材まとめ
自分が実践してきた業務や考え方を洗い出して大きくまとめてみました!
細かく言えば、「ほうれんそう」や「リテイクが少ない相談の仕方」、「優秀な同期と仲良くなる」などもありますが、マインド編ということで絞ってみました!
- 業務やタスクに責任感を持てる人
- 他チームと交流をして自チームに応用する人
- メンターの良い所を吸収して自走できる人
- スケールに応じて問題解決に取り組める人
業務やタスクに責任感を持つ人物
そもそもアルバイトの仕事とは?
まず前提として、アルバイトに会社の主軸となる事業プロジェクトや業績に大きく関わる仕事は振らないです。
では、アルバイトの仕事・採用目的とはなんだと思いますか?
それは、社員のリソースを増やすことです。
これから紹介する内容の前提として、意外とこの「社員リソースを空ける大事さ」をわかっていないまま仕事をしているアルバイトの方が多い印象です。(愚痴ではないですよ〜!)
この認識があるかないかで、成長速度は雲泥の差になります!大事なので覚えておきましょう!
間違えたり仕事ができないのは当たり前!
本来、メンターは社員タスクを抱えつつアルバイトに業務を教えてくれてます。協業しつつ教えてくれますが、教育リソースは最初からある前提アルバイト募集します!
つまり、アルバイトの最初の仕事は教えてもらう業務を完璧に覚えて正社員の教育リソースを無くすこと(社員タスクのリソースを作ること)です。
間違えてもいいんです!間違えて覚えるのですから!
経験談:コピペしか知らなかった
私の場合、コピペしか知らないほどのスキルレベル0な人間でした。
webサービス会社に入ったのに(笑)本当によく採用してもらったなと思います。
私のことを面接で合格にしてくれた恩人はこちらのブログを運営していて、現在は他の会社で超面白いボドゲ体験ができるアプリを運営しています。
https://apps.apple.com/jp/app/%E7%AB%8B%E4%BD%93%E5%B0%86%E6%A3%8B-%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%8E%E3%83%83%E3%82%AB-%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%AF%BE%E6%88%A6%E3%81%8C%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/id1513304563#?platform=iphone
https://blog.tamotamago.com/about
実際に行った当時の業務
- スプレッドシート(Google版Excel)を使ったデータ管理
- 簡単なHTMLとCSSによるライティング
- 簡単な画像加工
上記の基礎を教わってからはひたすらライティング!
もちろんメンターの方も一緒に作業をしてくれて検収チェックもしてもらいました。
つまり、チームで仕事をこなしていったということです。
業務を細かく挙げればキリがないのですが、教わる→実践する→覚えて次を教わるの繰り返しでした。
一通り覚えたら数字や成果に責任を持つ
業務を覚えきった段階から自分の業務や結果の数字に責任を持ちました。
今思えば、ここがアルバイトから正社員になるフラグでした。
本来、正社員が責任を持つのでは?と思いますよね!
ですが、社員のリソースを奪って自主的に業務をドンドンこなす→自分の成果に対して分析やFBをもらう。
これがアルバイトなりの責任を持つということです。
正社員からすると自分の責任を少し背負ってもらえる上にリソースも空けてくれる!嬉しい限りですよね!
今は自分がメンターの立場なのでこんな人材は正社員になってくれ!と思いますもん!
まとめ
- アルバイトの仕事は正社員のリソースを増やすこと
- 教わる→実践する→覚えたら次を教わるの繰り返し
- 正社員の業務を奪って自分の成果を作って責任を持つ
他チームと交流をして自チームに応用する人
別チームとの交流は本当に大事
会社って事業>部署>グループ>チーム
といった組織構成で動いています。そして、別チームの人と交流することは本当に大事です!
自分のやり方が必ずしも合ってるとは限らず、他部署と人とも交流すれば考え方や方法に感化されてモチベーションが上がります。
特に同年代・同期の仕事仲間は宝になる
私の場合、同年代で別チームの人が2人いました!
2人とも優秀だったので飲み会で仕事の話をすれば「なにそれ!明日使おう」と言った発見が毎回ありました!
つまり、同期・同年代・別チームはアイデアの宝庫なのです。
もちろん、仕事に詰まった時は陰ながらフォローしてくれたりもするので同期や同年代とは仲良くしておきましょう!1番の宝になります。
このような交流→良い施策を取り入れるという流れは、実際に部署をまたいだ業務で成果を出せる芽となります。
また、やってみよう!という精神も大事で、有名な「PDCAを回す」のきっかけになります。
自分の業務や成果の客観的な評価を貰えるので孤独に働く何倍も経験値を上げられます。
まとめ
- 同僚や同年代とは仲良くしてくべき
- お互い評価やフォローし合って経験値が数倍になる
- 将来的に部署を跨ぐ仕事で役立つ
メンターの良い所を吸収して自走できる人物
メンターと同等レベルになれば実質正社員
正社員になる方法で一番最初に思ったことがこれでした。
だって、正社員の人のスキルやマインドを習得すれば、実質正社員じゃないですか!
リソース1扱いになれば勝ち
事業や業務って予め割り当てリソースが決まってるんです。そんな中で本来、正社員+アルバイトのリソース1.5だったところが2.0になるとどうなりますか?さらに業務領域を増やせますよね!
社員リソースを作ると類似しますが、まずメンターのスキルやマインドをコピーして自分のものにしましょう。
会社側からは
「あ!もうメンターの代わりに稼働するからここは君に任せてメンターには別の仕事を振るよ」
となれば勝ちです!
まとめ
- 正社員の人はスキルとマインドがあるから正社員なのだ
- ならば、正社員のスキルとマインドを習得すれば良い
- 会社側から社員リソースを割り当てられるので、実質社員になったようなもの
- 結果に対して評価が追いついてくる
スケールに応じて問題解決に取り組める人物
徐々に業務スケールを広げることが大事
アルバイトの人がやってるタスクはチームにおける正社員の補助です。
これが社内で最も小さい業務です。
では次に大きいスケールは何でしょうか?
部署の課題ですね!
私の会社ではチーム→グループ→部署ですがどんどん参加メンバーが多くなり、業績の影響も大きくなります。
正社員に求められるのはこのスケールが大きい業務をこなせる人材です。
つまり、アルバイトから正社員になるには、自分の業務→チームの業務→グループ/部署の業務をできる必要があります。
このスケールに業務が影響するのが正社員のレイヤーです。
ここまでくると、メンターからではなく部長やグループ長(係長)からタスクが振ってきます。
ただし、これまでやってきた考え方と同じです!ただ、スケールが大きくなっただけなのです。
上司に「こいつ!できる」と思われるコツ
いきなりわけわからないタスクを振られることがありますよね?
その時に、単純にどうやってやるんですか?と聞くのではなく
A,B,Cという方法で作ろうと思うのですが、どうでしょうか?
といった、自分の中でラフ書き設計図を提示しましょう。
上司の頭の中ではある程度やり方が想像できているのですが、それを論理的に考えついて欲しいのでタスクを振っています。
また、上司が仕事を任せたい!と思う人は
FBがしやすい人です。
ラフ書き設計図を提出して貰える人と貰えない人ではFBの時間や労力が大きく異なります。
最初に話した「社員のリソースを作る」が達成できないですよね!
上司がFBや提案をしやすい相談の仕方をすることで、「ここは違うよ」というリテイクが非常に少なくなります。
一番悪いのは相談なしで8割ほどタスクを進めてしまうことです。
もし根本が間違っていた場合、軌道修正が大変になります。相談して少しずつすり合わせをして進めれば大きなリテイクは回避できますよね。これが仕事を進める上で最も大事です。
将来的に一部上場しそうな会社をどのように見つけるか
私が今の会社を見つける時にやったこと、アルバイト採用に応募した際の気持ちを紹介します。
大層な内容ではないので「こんな簡単なことなのか」と思ってもらえたらと思います。
今後の文化やエンタメ様式を予測する
当時はスマートフォンの普及率が伸びていて、アプリゲームがどんどんリリースされていました。手軽にどこでもゲームができ、サイト検索もスマホでやるならば需要が大きいと考えて会社を選びました。
とはいえ、ゲーム知識が幅広くあるわけではないため最初は苦労しました。
得意ではなく興味がある分野でもいい
実際、私はゲーム自体決して得意ではありません。ただし、任された業務ならしっかり知識をインプットしようと思う気概は誰よりも強いです。
仮にスキルが0でも興味があれば挑戦すべき
知識はなくても興味は他の色々な仕事よりもある。こんな小さな動機でも良いと思います。
自分を動かす気持ちが100でも1でもなくても、0でなければ充分です。
今思えば、小さな動機でもこの世界に飛び込んでよかったと思っています。
学生時代に持ってたら良かったと思うマインド
たくさんありますが、絞り込んでみました!
- 当たり前に使っている言葉や習慣について調べてみる
- WebサービスやSNSについて知っておく
- 自分の小さな成功体験をメモして増やす
当たり前に使っている言葉や習慣について調べてみる
調べる癖はとても重要です。
最近ではドラゴン桜でも紹介されている「日常になぜ?という疑問を常に持とう!」と同じ事です。
学生時代の友達との交流に利害関係はほとんどないですが、社会人となると対企業や別部署などあらゆる利害関係があります。ビジネス知識も含めて膨大な知識や経験が待ち受けています。
とにかく知らない事やわからないこと、なぜ?と思うことを調べる癖をつけましょう。
疑問に思わなければ論理的な思考、問題解決能力、知的好奇心やどんどん衰えます。
WebサービスやSNSについて知っておく
Webサービス企業を受ける場合ならおすすめです。
難しいことはなく
「このWebサイトはどのようなユーザーにコンテンツを発信しているのかな?」
「このWebサイトはこの点が使いやすいけど、初心者ユーザーにはこの点で使いにくいな」
「このページの表現が良いな!リンクのレイアウトも綺麗だな!」
といった感想でも良いです。
とにかくWebサービスに対して自分なりの分析をする習慣を持つことが大事です。
欲を言えば自分でWordPressを使ってサイト立ち上げをしても良いでしょう!
いま自分が学生時代に戻ったら絶対にやりたいなと思う内容でした。
自分の小さな成功体験をメモして増やす
本当に大事です!Webサービス企業に限らずあらゆる仕事に通じると思います。
些細なことでも良いです!
「朝1時間早く起きて読手をする習慣を1ヶ月続けられた!」
「学校に提出レポートにGoogleフォームでアンケートを作って集計結果を載せてみた」
「英語の勉強方法のサイトを5個研究して全部の方法を検証してみた」
等々…。
思いつきからどうやったらできるのか考える→実践してみて結果どうだったのか分析する
社会人になって必要な問題解決能力におけるベースがこれです。
仮説→検証/効果測定→分析
自分のメモが増えるほど自分のスキルや知識として蓄積されていきます。
それはやがて自信になるのでおすすめです。
学生時代に持ってたら良かったと思うスキル
詳しくは別記事で紹介しますが私のようなWebサービス企業に携わりたい人を想定して考えてみました。
- Google検索をたくさん使う&サジェストキーワードの意図を考える
- 生活内のあらゆる事柄をスプレッドシートで管理する
- 読書をして内容を身近な友達やレポート、恋人に聞いてもらう
Google検索をたくさん使う&サジェストキーワードの意図を考える
SEO対策の勉強の基礎であり、全てのWebサービスにおける原点です。
出現するキーワードに対して
「一体何が知りたいのかな?」
と疑問を持つ習慣を持つことでコンテンツ作成力は育ちます。
私は会社に勤めてからこの習慣を身につけたので学生時代からやっていればどれほど良かったことかといつも考えます。
生活内のあらゆる事柄をスプレッドシートで管理する
あらゆるものというのは
- 家計簿
- 毎日の習慣/週ごとの習慣/月毎の目標/年の目標
- ゲームのドロップ率
- 毎週の献立表
などです。
特に献立表は、クックパッドのレシピ、材料、金額をデータベース化して月のカレンダーに料理名を入力すれば材料リストと金額目安が出力されるくらい作り込むとめちゃくちゃ楽しいです!
読書をして内容を身近な友達やレポート、恋人に聞いてもらう
読書って1冊に対して同じ時間を要すると思っていませんか?
実はこれは違います!
同じジャンルやカテゴリにおける読書は必要時間が反比例します。
- 1冊目:A,B,Cという内容だった
- 2冊目:A,B,C,D,Eという内容だった
- 3冊目:B,C,E,Fという内容だった
例ですが、2冊目はボリュームが多そうですよね。しかし、1冊目のA,B,Cを知っているため省いて読むことで実質D,Eの内容しか読みません。
さらに3冊目は1冊目と2冊目の内容がほぼ被っているのでFという内容だけしか読みません。
もちろん例外もありますが、知識を深堀していくとはそういうものです。
そして、知識はアウトプットして初めて習得できるものです。
簡単に内容を誰かに話してみましょう!意外と伝えるのって難しいんですよね!
以上、私がアルバイト入社して正社員となり、一部上場した経験から正社員になるためのマインドでした。
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