
こんな悩みを解決する記事内容です。
「部署同士で仲が悪いのは解消できる?」特徴まとめ
簡単なチェックリストを作ってみました。
該当する項目があれば対処方法も読み進めてみてみましょう!
チェックリスト
- 他部署にお願いをするときに邪険にする人がいる
- あそこの部署はいつも飲み会をしてるな…と思う
- 部長同士の不穏な空気をよく感じる
- 他部署のつけがよく自分の部署に回ってくる
- 部署をまたいだ交流が少ないと感じる
- 社内全体の飲み会でも同じ部署の人と多くいる
- 他部署の人ってどんな仕事をしているのかわからない
私の会社もいくつか部署があります。経理など社内のサポートをするバックオフィス系、コンテンツサービスを展開する部署や他企業さんから案件をもらう営業部など多くの部署で企業は成り立っていますよね。
とはいえ、全ての企業で部署同士が仲良しということってあまりないのが現実です。
「この予算ではクオリティの担保は無理ですよ!」
「納期を守ってくれないとうちの部署が困ります!」
などなど、組織というのは連携が非常に重要な一方で、常に部署間の障害はついて回ります。
部署同士で仲が悪いのは解消できる?トップ層や社内の仕組みを見直して改善
結論から言うと
トップ層や社内の仕組みから変化させる事が可能です。
一方で、一社員やアルバイトなどの努力で変化させることは難しいといえます。
仲が悪いのはトップ層限定の事が多いため
トップ層の対立構図であることが多くないでしょうか?
実情では部署内のメンバー全てが対立しているわけではないことがほとんどです。
そのため、ボトルネック部分を解消する事で社内の雰囲気は改善する可能性があります。
横つながりで交流機会が作れるから
マネージャーや部長職の人は同じレイヤー同士でMTG頻度が多いです。
ぶつかり合う機会も多いですが、好転する可能性もあると言う事です。
社内ルールならば影響力が高いため
個別で対応するよりも社内ルールで全体を動かす方が効果的です。
「部署同士で仲が悪いのは解消できる?」の対処方法
簡易まとめ
- メリハリをつけたトップ同士のコミュニケーションが必要
- トップダウンによる調整が適切
- 風土の調整は社内ルールが最適
メリハリをつけたトップ同士のコミュニケーションが必要
対策方法として
ココがポイント
- 連携時にはとことんコミュニケーションを取る
- プライベートは一線を置くくらい離れる
- あくまでも部署全体を巻き込むのではなくトップ間で取り組む
- 部下はトップを通した部署間の連絡を徹底する
といったことが挙げられます。
人間的に合わないのは仕方ありませんが、部署を巻き込む前にトップ間で相談と提案、すり合わせをして納得してから展開することを徹底すれば部署全体に影響することは少なくなります。
また、立場が部下の方も多いと思います。
その場合は、他部署の下の人間に直接連絡をしたりするのを控えましょう。
必ず上長→部長→他部署の部長→部下というルートを通すことで部長間の総意や軌道修正を正しく行えるようにできます。
(どんなに仲が良くても仕事では部長を通して仕事の連絡をしましょう!)
余談ですが、私の会社では部長以上の経営陣は定期的に目標設定のための合宿を行っています。
部署内の出来事やリソース状況、今後の目標の共有をトップ間で行うことで正しく部署に展開できることが狙いです。
お互いの部署の課題なども共有できるので無茶なお願いも少なくなりますし、サポートや連携もしやすくなります。
例:取り組み方など考え方が異なる場合
一般的に多いのがこの原因です。組織ですから当然あることなのですが、どうしても人間的に合わない部長同士という場合は部署全体に影響してしまい、部署vs部署の構図が作られてしまいます。
経験談としては簡単ですがこんなことがありました。


A部長は思いついたらすぐに実践してみたいと思うタイプ、B部長はリスクヘッジを重視する慎重な方でした。
ちなみに、部署業績はA部の方が多いため売り上げにつながるならなんでも試すという風土・雰囲気がありました。
一方でB部は後発なためオペレーション基盤から着実に積み上げているため新しいことにチャレンジするというより堅実な雰囲気がありました。
トップ同士の性格や仕事のタイプが異なることから直属のマネージャーやリーダーも巻き込んだ
「どうしたらできるのか?」
「やらないとは言ってないけど時間をくれ」
といった事態に膨らみました。
客観的に見れば新しい試みに向けて連携しているのですが、当事者と近い人からみるとまるで喧嘩してるみたいですよね。
トップ同士がお互いの考え方や性格を知っていて妥協ラインを探せるはずでしたが、コミュニケーションが少ないことも原因だと感じました。
聞きたくない悪口でも来てしまうことがありますよね。第三者の他部署から特定の部署の悪いところなどを聞くと心象が悪くなることがあります。
悪気はなくても、以降の部署連携時にどうしても悪口によるフィルターがかかってしまって悪いところが目につくことがあるかもしれません。
直接的ではないですが、間接的に自分の部署に悪影響があると、どうしても他部署を敵対視してしまう場合は部署同士の仲が悪いことに繋がります。
トップダウンによる調整が適切
前提として巻き込まれる側の方が多いかと思いますが、業績や期待値コントロールはトップダウン(ポジションが上の人から調整すること)が適切です。
社内で日陰のような部署でも、全体会社会議では表彰や仕事内容の成果を発表したりと認知してもらうための取り組みが大事です。
また、業績に関してもトップ間で他部署の協力があって実現できた業績だと再認識し、連携による貢献値をわかりやすい数値で表すことで全体の周知をすれば業績における部署間の摩擦も軽減されます。
部下ができること
社外でのコミュニケーションを取ることが大事になってきます。上記の他部署の仕事や貢献度を知ることを積極的に取り組めば良いのです。
飲み会が代表的ですが、現在のリモート文化を考慮すると難しいですが、ボイスチャット付きのゲームを一緒にやるなどでも全然良いです!
大切なのは他部署がどんなことで悩んでいるのか、会社の貢献に影響しているのか聞くことです。聞いてもらっただけでも相手の意識は大きく変わります。
例:企業には業績や期待値の違いがある
よくあるのは営業部は稼ぎ頭で、事業資金の調達があるおかげで社内インフラを整えたり新事業に挑戦できるものです。
一方で、バックオフィス系の管理や経理部などは後方支援がメインです。
それぞれがプライドを持って働いている故に、摩擦が発生してしまうことがあるのも原因として挙げられます。
具体的には、営業部が案件を持ってきてくれるが、開発部では納期的にクオリティを担保できないなど納期と品質のバランスを2部署で調整するなどがあります。営業部はとにかく業績のためにクライアントに良いものを売りたいですが、開発部は納期と品質の戦いがあり、品質が落ちれば業績低下に繋がることから営業部に余力を作って欲しいと考えます。
それぞれの部署が実現する業績によって摩擦が発生してしまうわけです。
また、期待値も原因になると考えられます。
A部には社長がコミットしてサービスのクオリティアップに取り組んでいたとしましょう。一方でB部は、どんどん成長するA部に対して嫉妬心に似たような感情も抱く方がいるかもしれません。
会社内の自分達に向けられた期待値によって他部署との摩擦に発展するということが上記の例です。
経営方針や社内ルールが展開される際に、「あれ?うちの部署にはまだ連絡来てないけど」といった共有スピードの違いがあると思います。
自分も経験があるのですが、特定の部署に対する会社方針の共有が遅いと
「もしかしてあまり期待されてない?」
「なんでうちだけ共有おそいの?」
「他部署が連絡なしで勝手に決めたのかな?」
といった疑念が少なからず生まれますよね。
もちろん、プロジェクトや社内ルールの設計を考えているメインの部署があるのは当然なのですが、トップ間での取り決めから共有に時間差が生じる、部署同士の摩擦が発生する特徴でもあります。
風土の調整は社内ルールが最適
悪口をいう文化があったり、古参は古参同士でコミュニティがあり、新参者に厳しいなどは社内ルールの適用で緩和を試みると良いです。
例:褒める文化を浸透させた
制限が多すぎると人は離れてしまいますが、「褒め合う文化・風土をルールで施行する」ならば実現可能です。
経験談としては、私の会社ではこんなサービスを利用して社内風土の改善を行いました。
とにかくありがとうを言う!ありがとうと言ってもらえるとAmazonギフト券がもらえる=実利がある。
これがかなり効果的で、特に実利があると人は習慣として取り得るモチベーションが高まります。
部署間で敵対関係を作りうる状況ならば、積極的に褒め合う文化に作り替えてしまうというやり方です。
希薄な部署間のコミュニケーションも、仕事の協力が発端で褒める→褒める・褒められたことがきっかけでコミュニケーションを取る→仕事の協力が生まれる→また褒めるの好循環が可能になります。
プロに相談する
「部署同士で仲が悪いのは解消できる?」について特徴や原因を読んでいただきました。
相談するならば、同僚・親・恋人が思いつきます。
強いて言うならば、現状改善に加えて得するなら転職エージェントにも相談するべきです。
「え…転職する気はないのだが…!」って考えたと思いますが
キャリアのプロに相談する事は
- 現在の仕事を続ける理由を再確認できる
- 仕事を続けるために他所を知ることができる
- これらの相談を無料で受けてくれる
ことが可能です。
なぜキャリアのプロが無料で相談を受けてくれるかというと
ただ企業を紹介するだけでは転職しても失敗する可能性が高くなります。
そのため、現在の状況と希望キャリアをヒアリングして確実なアドバイスすることが自身の成果となるからです。
転職エージェント:マイナビ
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- ハイエンド層(20代~30代)を中心とした転職支援
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- キャリア相談は無料で可能
まとめ
結論
トップ層や社内の仕組みを見直して改善
- 仲が悪いのはトップ層限定の事が多いため
- 横つながりで交流機会が作れるから
- 社内ルールならば影響力が高いため
対処方法
- メリハリをつけたトップ同士のコミュニケーションが必要
- トップダウンによる調整が適切
- 風土の調整は社内ルールが最適