子供向けのゲーミングPCは何が重要?
子供がプロ選手に憧れてゲーミングPCを購入してあげるなら押さえておきたいポイントがあります。
また、大人が自分のためにゲーミングPCを購入をする場合は予算 < スペック といった意識が働きますが、子供が使うならば要素が異なってきます。
購入してあげる親御さん向けにも基礎知識としてまとめてみました。
子供のゲーミングPC選びのポイント
- 一般的にはBTOメーカーで購入する
- ゲーミングPCの寿命は3~5年程度
- 子供はいろいろなゲームをしたがる
- せっかくプレイするなら最低PS5以上のスペック
- 結論:スペックより低価格のコスパを重視するべき
一般的にはBTOメーカーで購入する
ゲーミングPCを購入する方法として、受注生産(BTO)をおこなっているPCメーカーから購入する、自作するの2択です。
現在、パーツ価格の高騰で自作PCはよほどチャレンジしたい場合を除いて価格的メリットが少ないです。
一方で、適切なパーツ互換と24時間365日対応のサポートがあるBTOメーカーで購入するのが一般的で利用ユーザーの口コミ評判も多く親御さんとしても安心できます。
ゲーミングPCの寿命は3~5年程度
前提として、ゲーミングPCは機械です。中のグラフィックボード等には寿命があります。
メーカー保証から考えると、数年で買い換えることを前提に購入した方が良いとわかります。
保証期間 | BTOゲーミングPCメーカー名 |
---|---|
最大5年 | ドスパラ/DELL/mouse(一部) |
最大4年 | パソコン工房 |
最大3年 | フロンティア/mouse/TSUKUMO/SEVEN/Sycom |
子供はいろいろなゲームをしたがる
子供は友達同士でプレイが前提で、流行りのタイトルをカジュアルにプレイする傾向が強いです。
そのため、最初から高性能&高価なPCを買ってあげるのはオーバースペックになる可能性が高く、現実的におすすめしません。
予算目安としては、15万円~20万円のPCで全然遊ぶことができるため参考にしてください。
せっかく買うならPS5以上のスペック
ゲーミングPCで重要なパーツのひとつがグラフィックボード。PCスペックの性能を決める要といっても過言ではありません。
ここで、比較したいのがPS5のグラフィックスペックです。PS5は結構スペックが高いのに49,800円とコスパがかなり良い。
せっかくゲーミングPCを買うならばPS5のスペックを超えたいところです。
PS5超えはRTX3060以上が目安
PS5のグラボ性能は、一般的にGPU製品「GeForceシリーズ」におけるRTX 2060/RTX 2060 super相当でRTX 2080未満と言われています。
「なんやねんそれ!」
って思いますよね。グラボ性能の比較はベンチマークという数値化したステータスで見るとわかりやすくなります。
BTOメーカー「ドスパラ(ブランド名:ガレリア)」において、PS5のグラボ性能は数値1893~2249となります。
そのため、ガレリア製品ならGTX 1660 Ti/GTX 1650 SUPERではPS5より下位性能、最低でもPS5のRTX 3060以上のゲーミングPCを選ぶようにしましょう。
ドスパラのガレリア製品以外でも、本サイトで紹介するゲーミングPCは全てPS5以上の製品を別記事にて紹介しています。
結論:スペックより価格とコスパ重視で選びたい
結論として、子供にゲーミングPCを購入してあげるならば
寿命やゲームの移り変わりを考慮しつつスペックはPS5より高性能な製品を選んであげたいです。
上記に該当するゲーミングPCは一般的に10万円~20万円代となるため予算の目安にしましょう。
予算で探す子供用ゲーミングPC
予算別おすすめゲーミングPC
予算ライン | 記事リンク |
---|---|
10万円台~ | |
20万円台~ | 編集中▶︎ |
自作PC組立キットから探す
BTOメーカー/ブランドで探す子供用ゲーミングPC
一般的なゲーミングPCの購入はBTOメーカーから選びます。メーカー毎の価格帯やPCデザイン、アフターサポートなど比較しているので是非参考にしてください。
カッコいい見た目で探す子供用ゲーミングPC
性能や価格も大事ですが、ゲーミングPCといえば光ってカッコいいという印象を持つ方も多い。2021年以降ゲーミングPCの人気上昇につき、各メーカーはデザインにも力を入れています。
ゲームタイトルで探す子供用ゲーミングPC
ゲーミングPCとは?
ソフト等がない純粋にゲームをするためのPC
通常のPCならば、MicroOffice等のソフトがインストールされています。
一方で、ゲーミングPCはゲームをすることに特化しているため無駄な性能は排除されています。
カスタマイズをパーツ単位で行う
ゲーミングPCはパーツ単位で自作で組み立てることが可能。
「この機能はもっと高性能にしたい」
「ストレージ容量は外付けで良いから削ろう」
などが可能です。
受注生産「Build To Order」=BTOが人気
完全自作PCは最も低価格で作れますが、知識とパーツ確保というハードルがあります。
一方で、一般的に利用されるのはカスタマイズをオーダーする受注生産=BTOのゲーミングPCです。
人気のメーカーが展開するゲーミングPCブランドがあり、それらは購入者のオーダーに応じて生産、納品されます。
アクション画面が滑らかに動くことに特化
ゲームプレイで重要なのは映像です。
FPSと呼ばれる値で比較されていて、一般的なTV番組は30fpsです。
一方でゲーム製品ならばfps値が高く設定されており、SwitchやPS4なら60fps、PS5ならば120fps、ゲーミングPCならば200~300fpsも実現します。
FPS値とは?
わかりやすくいうと「ペラペラ漫画」です。
非常に多くの枚数を高速でペラペラしたら非常に滑らかな動きとなりますが、少ない枚数で遅くめくれば「ラグい」と感じるでしょう。
FPS値はペラペラ漫画でいう枚数の多さを表す数値で「1秒間あたりの表示画像数」です。
ゲーミングPCではグラフィックスボードが重要
上記の高いfps値を実現するためにはグラフィックスボード(グラボ)が重要で、ゲーミングPCにおける性能と価格を決めるパーツとも言えます。
メーカー毎にグラボの性能を含めて戦闘力を表す性能数値が紹介されているので初心者の方でも選びやすくなっています。